Account of modeling of
AUDI R10
製作記(その1)
キットのパーツはこんな感じです。今回いただいたキットはテストショットの為か、実はここだけの話、私は事前にパーツを中性洗剤で洗うということはしないのですが、(パーツの表面は殆どペーパーをあててしまうしね)今回のパーツには如実に機械油っぽいものが突き出しピンの辺りについていたので、流石に洗面所で洗わせていただきました。 |
早速パーツを切り出してとりあえず仮組みしていきます。各パーツにはかなりパーティングラインが目立ちます。ボルトのモールドが二重丸で表現されていて結構いい雰囲気なのですが、一寸オーバースケールっぽいのと、段差消しの段階で消えていきそうなので困ったものです。 案の定、フロントフェンダー上のパネルラインのモールドが殆ど消えてしまいましたし、実車の画像を見るとそのパネルラインの角はきちんと角ばっているのですが、キットは丸まっていたので全体的に彫りなおしました。 また、パーツの抜きの関係か、運転席直前のカウルが足らなかったり、実車にはない段差があったりするので、プラ板で追加していきました。 |
ドイツレベルのキットのスタンダードである(?)パーツがぐさぐさというのは今回もその例に漏れずなので、パーツの表面にヤスリをあてて平面をきちんと出したり、端部の欠けていたり丸くなっているところをプラ板を追加して先端をシャキッとさせていきます。 そして、ボディカウルの色々なところに薄々攻撃をしかけたり、運転席直後のエンジンカウルのキャッチピンのモールドが消えているので、それを掘り込んでいきます。(画像ではまだやってないけど) |
リアカウルの開口部も同様に薄々攻撃をしかけていきます。 |
さらに、フロントノーズとフロントスポイラーのパーツ構成が実車の塗装色(シルバーとグレー)の境と微妙に異なっているので.... |
ノーズのパーツからグレーで塗装する部分を切り取って、スポイラーの方に取り付けました。これでマスキングする手間が1つはぶけるでございます。 |