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FERRARI 612 SCAGLIETTI (GERMAN REVELL 1/24) |
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私、嗜好上あまり派手目なクルマの模型は作らないのですが、このフェラーリについては(あくまで自分のイメージとして)フェラーリの本流から外れているような気がした事、またいわゆる「フェラーリレッド」が似合わないような気がしたので、ひねくれた私はふと店頭で見つけた時買って作り出してしまいました。箱を見ると(昨年の)2月24日新製品とシールが貼ってあるので、いろいろ他のキットに手をつけながら完成に1年近くかけてしまったのですな。(ほんま手が遅い人間や。) キットはドイツ・レベルの製品で、国産キットとは構成がちょっと勝手が違います。ボディラインは素晴らしく、モールドも概ねシャープなのですが、各パーツの端部の処理が甘く、本来なら角がぴしっ!とでていなければいけない所が丸くなっていたりして、1つ1つのパーツを仕上げるのに手間がかかります。 ボディはリアバンパーが別パーツですが、上記のようなこともあり、一度接着して面を均一にしてから、パネルラインを筋彫りしました。またボディサイド下部の黒い部分も、キットではシャシーのパーツに成形されていたのですが、切り離してボディ側に接着し、整形しました。そしてフロントバンパーの部分の両サイドの開口部の周囲が野暮ったかったので、ヤスリやパテでシャープに整形しました。ちなみに、箱絵にはフロントの最下端にもう1つづつサイドに開口部がありますが、(リップスポイラーのボディへの映り込みを描いたのだと思います)そんなもの実車にはありませんので、決して削らないようにして下さい。(あぶないところだった...) 足周りやエンジン、室内のパーツは数が多く、完成後には見えなくなる所のパーツもあり再現度はなかなかです。但し、きちんと擦り合わせをして調整しながら組んでいかないと、ボディとシャシーをあわせた時にきちんと収まらない可能性があります。 |
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今回の製作については大きな改造は行っておりませんが、フロントグリルはメッキを落としヤスリで桟を細くして艶消し黒で塗装した後、その上に銀の0.5mm幅のラインテープを貼付けました。また、サイドのウィンカーはモールドを削り落として塗装後トロンの1/43のライトパーツを貼付けました。 タイヤは内側に大きなパーティングラインがあるので、かなり思いきってカッターで切り取るとホイールにしっくりハマります。また車高は調整せずに完成させましたが、後輪がボディから少しはみでましたので、ホイールのサスのパーツに当たる部分を削って調整しました。 室内については、前席のシートに取り付けられているシートベルトのガイドを実車の写真を参考に作り直しました。また、シートベルトは絶縁用のテープの細切りに他キット付属のエッチングパーツのバックルで再現しました。そして、ルームミラーは日よけの部分のパーツと一緒に成形されていますが、実車と取り付け位置が異なるので、キットの鏡面の部分のみを使用し基部はプラ版で自作した後、フロントウィンドウに両面テープで取り付けました。 塗装はMr.カラーのコバルトブルーに銀を混ぜて調色したメタリックブルーをピースコンで吹き付け、デカールを貼付け乾燥後、オートクリアーを吹き付けさらに乾燥させた後、砥ぎ出しました。インストには各窓のブラックアウトされた部分の塗装の指示が全く無く、パーツにもそれを示す部分(国産キットだと梨地になっている)が無いので、これも実車写真をみながらマスキングして再現しました。 完成すると、その大きさもあって、なかなかの存在感です。たまにはこういう華やかなクルマを作るのもまた一興です。 |
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