JAGUAR XKR
(AIRFIX 1/32)


 イギリスの模型用塗料メーカー「ハンブロール」の傘下であった「エアフィックス」は、2006年にハンブロールが倒産しその去就が注目されましたが、同年に親会社共々同じくイギリスの鉄道模型メーカー「ホーンビィ」傘下になりました。これによりエアフィックスはグループ内のプラモデル部門を受け持つこととなり、発売されるカーモデルの一部は同じグループのスロットカーメーカー「スケーレックストリック」のボディを活用したものとなりました。このXKRもその1つです。
 プラモデルとして発売されるにあたり、ボディ以外が新たに用意されたこととなりますが、足回りの再現はなく、タイヤとホイールは一体のプラパーツとパーツ数は少なめで、組み立ては簡単な部類に入ります。しかし室内のロールケージのパーツ等、細部に拘りもあって組んでいく楽しさも持ち合わせているのは流石といったところでしょうか。
 制作にあたっては、タイヤとホイールの境目をけがいて深くし、フロントの各ダクトのメッシュをハセガワトライツールの汎用エッチングに換え、アンテナを洋白線で作り直しました。