CHEVY CAMARO CONCEPT
(AMT/ERTL 1/25)


 最近(というか、ここ数年来)、車キットは低調で元気がないのですが、実車の方もこれといって爆発的なヒットがあるわけでもなく、クルマというものそのものに世の中にとって特別な存在ではなくなってきたことも原因の一つなのでしょうねえ。
 そんななかでも、アメリカにおいては車のキット化は日本に比べると元気な方で、新製品や再販が多く発売されております。そんなこともあり、最近はまあくすホビーさんとかの海外製品の通販サイトでそういうキットを買うことが多くなってきております。
 このキットもそんなネット通販で買ったキットの1つ。映画「トランスフォーマー」のバンブルビーのモデルになった、シェビー・カマロのコンセプトカーです。キットは特に特定のモデルを再現しているわけではありませんが、アメリカの車模型誌のScale Autoの作例を参考にして(いや、ほぼパクって)、実車にはないレーシング仕様をでっちあげてみました。
 レーシング仕様とはいっても、特に外形はいじっていません。フロントバンパーに付く補助灯のパーツを取り付けず、フロントブレーキへのエアダクトということにし、マフラーを直管サイド出しに変更。そのため、マフラーを出すための穴が設けてあったリアのバンパーのそれを塞いだ位でしょうか。
 また、室内は後席のパーツを取り付けず、シートベルトを追加しました。エンジンブロックは今思えばオレンジに塗っておくべきだったと思っています。(まあ殆ど見えませんが)
 ボディのデカールはパソコンによる自作です。ロゴ等はまっすぐに描かれたものを印刷して、ボディに貼る際にラインに合わせて各部に切れ込みを入れて曲げて行きました。
 こんな架空のモデルに説得力を持たせられるのが腕の見せ所なのでしょうが、私のような未熟者がするとやはり嘘っぽいですね。