JAGUAR XJ220C
(TAMIYA 1/24 modify)

 ちゅうわけで、ようやく皆様の前に公開できたこの作品、実際に手を入れ始めてから実際のところ完成させるまでえらい時間をかけてしまいました。作りはじめた時に持っていた資料はワールド・カー・ガイド「ジャガー」(ネコ・パブリッシング刊)に出ていた1カットのみ。依頼をうけてから出場当時のカーグラやルマン年鑑、北澤顧問からいただいたクルマ雑誌のカラーコピー等、色々集めて製作していきました。
 それでも、室内やカウルの中身(特にコクピットの背面)フロントカウルの開口部等々、不明な部分はたくさんあります。(決して資料は送らないで下さいね、落ち込むから)
 一番苦労した点はボディに貼られたチェッカー柄。写真を取り込んで、曲面に貼られたものを平面に置き換えるのにとても苦労しました。結局、自分の手で紙にチェッカー柄を描きそれをスキャナーで取り込みました。
 あと意外にうまくいったのは、リアカウルのウィンドウのNACAダクトでしょうか。塩ビでパーツを切り出して塩ビ専用接着剤で組み立てましたが。これをヒートプレスやバキュームフォームでやろうとすると凹型を作らなければいけないので、かなり考え込みましたよ。

 しかし、私ってほんとレースカー作らないね。