LAMBORGHINI
COUNTACH LP400
(MARUI 1/24)

 このマルイのキットは、いわゆるスーパーカーブームの頃(1975〜77位)に発売された名作キットです。ギミックとしては、スピード2段階で走行可、前後ライト点灯、ドア及びエンジンフード開閉(しかもドアの開閉は実車通り先端が車体に潜り込む!)、ステアリングより前輪の舵切りが可能と仕掛け満載のキットです。しかもこのボディフォルム!確かにフジミのエンスーは正確なフォルムなのでしょうが、実車のイメージとしてはむしろマルイのキットの方に軍配をあげるのは私だけではないはずです。
 私がこのキットを組むのはのべ3回目です。1回目は正にブームまっただ中の小学生の頃。こんな仕掛け満載のキットを綺麗に組める筈もなく、ウィンドウはタミヤセメントで真っ白に、ドアはヒンジの部分でぶち壊してしまうと散々な出来でした。このころの友人の兄が(当時の自分に比べて)めちゃ綺麗にこれを作っていたのが悔しいやら羨ましいやら。思えばこれが模型をきちんと作らななあかんと思った瞬間でしょうか。
 2回目は大学時代にこのキットの再版があり(黒箱ね)、今なら綺麗に作られるだろうと黄色に塗って仕上げました。しかしそのころはガンダマーだった私、クリアーをかけたり研ぎ出すなんて知らなかったもんでこれもまたひどい出来。んでもってそのキットをフジミのエンスーを組むのをきっかけにして、一旦ばらしてメタリックブルーで塗装して再度組み立てたのが3回目ってわけです。
 黒箱とホイールでお気付きの方もみえると思いますが、キットはLP500です。ですからオーバーフェンダーが付いていたのですが、形が貧弱でしたので着けるのは止めました。もともとはLP400で発売された覚えがあるのでこの状態でLP400と言い張ります、私。
 今回の製作にあたっては、ワイパーやエンブレムをよろずやのエッチングパーツに換え、フロントのサイドのウィンカーマーカーを1/43用の別売パーツからもってきた以外はほぼ素組です。(シートベルトやエンジンのプラグコードもキットに入っています!)