TOYOTA2000GT-open
(hasegawa 1/24 modify)

 こういう私はやっぱり古い車が好きなわけですが、そういう類いの日本車の中で別格なのは、やはりなんといってもトヨタ2000GTでしょう。その車を語るうえでは避けてとおれないのが映画「007は2度死ぬ」で登場したこのオープンではないでしょうか。(ただ実際に映画を見て気になるのはこの車が通り過ぎる時に見られるパブリカとかだったりするのは、やはり私がひねくれものだからでしょうか?)
 ハセガワのこのキットはとても繊細な感じがしてそのまま作ってもとてもかっこいいいキットです。それの屋根を切り飛ばしてトランク部をプラ板で作ってやればオープンタイプになるのですが、もちろんそのままではなんともなりませんので他にも色々いぢらねばなりません。まずは室内が丸見えになるのでペダルの向こうの壁をつくってやります。(←というよりなんで筒抜けなのと思いますが)ドアの内張りとボディとのからみもノーマルではいいかげん(そもそも見えない)のでプラ板を追加してぴったりくるようにします。

 次にフロントウインドゥですが、ノーマルのパーツにプラ板でつくった窓枠を張り付けるかたちで再現しました。(この部分をどうつくるかで結構考え込みました)幌のカバーももちろんプラ板の積層でつくりました。そして座席の後ろには劇中に使われていた通信装置をでっちあげました。
 ほとんどはキットのパーツを使いましたが、スポークホイールのみタミヤのジャガーMk.2のものを使い、ワイパーやボディサイドのエンブレムはスロットカーでお馴染みのさかつうから出ている2000GT用のエッチングパーツを使いました。きっと付属のメッキシールもよいアクセントになりますね。塗装は古い車なので気持ちオールドイングリッシュホワイトにしてみました。
 劇中ではウッドパネルではなかったような気がしましたが、やはりモデルのアクセントとなるのでキット付属のデカールを張り付けました。綺麗に仕上げるにはあらかじめ段差の部分を分割して張り付けていくといいようです。(私はしてませんのできたないです)
 トヨタ博物館には実車がレストアされて所蔵しているそうですが常設していないのが残念です。(見てぇ〜)

 と、当初は書いていましたが、その後実車を観る機会がありまして答え合わせをさせていただきました。

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